ホームセンターの薪ストーブ使用レポート:薪ストーブ・プロショップ@千葉・茨城
千葉県、茨城県で、薪ストーブをきっかけに『スローで豊かな社会を』を展開している
千葉県香取市の株式会社スロースタイルです
ホームセンターで販売されている薪ストーブ使用レポート
ホームセンターで数万円で販売されている薪ストーブを、当社事務所スペースへ設置して数か月使用してみました。
山小屋風の事務所スペースです。明る過ぎない黄色い明りの環境ですので、火いじりを楽しむ事が出来る薪ストーブだなと思いました。本来のと言うのは、薪ストーブの前で常に火のいじりを楽しみながら、のんびり過ごす時間です。
また、暖房性能もなかなかです。
ただ、適温を維持するのに、15分おきに薪の追加や空気の調節が必要になるのでいつも燃焼状態を気にする必要があるので、
事務処理に集中していると寒くなってきて、あっと気付いて薪の追加や空気調節が必要です。
薪の消費が早いので、追加して一気に温度が上がってまた直ぐに下がるんです。
アウトドアが好きな人には、室内で焚き火感覚が楽しめる薪ストーブライフが送れるかと思います。
山小屋風といっても仕事スペースですので、作業効率と言う意味でここにはちょっと不向きの様です。
ホームセンターの薪ストーブ、気密性能と燃焼効率
高性能の薪ストーブとは、燃費が圧倒的に違いました。燃焼効率と気密性能の違いから来る様です。
薪を燃料としますので、勢い良く燃えている時の発熱量は十分ですが、薪の消費がとても速いです。
その値段から、高い気密性能と燃焼効率は望めませんので、一気に燃焼して直ぐに冷める様です。また、高温状態を維持しないので、太い薪は完全燃焼できずに燃え残ってしまいます。
また、煙突性能も多くは望めませんので、煙突の煤の溜まり具合がとても早いです。使用頻度にもよりますが、一般的な1年に1度程度では足りなそうです。
高性能の薪ストーブは、薪投入から数時間は管理いりませんが、ホームセンターの薪ストーブは15分置きに管理が必要ですので、用途によって薪ストーブ選びが必要になりそうです。
ホームセンターで販売されている薪ストーブの楽しみ方
趣味の部屋や、家族団らんのスペースには、ホームセンターで販売されている薪ストーブは相性が良さそうです。
これら、炎の前で時間を楽しむ時は、火いじりが頻繁に生じますので、薪ストーブを囲んでとても楽しい時間を過ごせます。
頻繁に薪を投入しますので、頻繁に薪の爆ぜる音が空間に発せられ、ゆったりとした時間を演出してくれます。
一方で、テレビを見たり読書をしたりなど何かに集中する時や、料理など何かをしながらの暖房としては向かない様です。
気が付いたら薪が燃え尽きている状態になってしまいます。一度薪が燃え尽きると再着火は面倒なのですが、何度も再着火する事になってしまします。
アウトドア用薪ストーブ・キャンプ用薪ストーブの楽しみ方
同様にアウトドア用の薪ストーブ、キャンプ用の薪ストーブが人気です。
忙しい普段の時間を一旦リセットする意味でも、アウトドアはとても楽しい時間を過ごせます。
英国の医学の研究で、人間はこころのバランスを保つために、1ヵ月に1度は森などの自然に接する必要があると発表されました。1度の自然体験で、1ヵ月効果を維持できると言うのも面白いです。
そのアウトドアライフを、楽しくしてくれるToolとして、アウトドア用、ソロキャンプ用の薪ストーブが人気になっている様です。アマゾンの通信販売でも人気の様です。テントの中に薪ストーブをセットして、冬でもキャンプを楽しむ事ができますよ。想像しただけでも楽しそうでしょ。
焚き火はとてもポピュラーですが、直火が土の微生物を殺してしまうとの理由から直火禁止のキャンプ場が殆どとなりました。そんな中で、火いじりと調理が同時にできるアウトドア用の薪ストーブが人気になって来た様です。
アウトドア用薪ストーブ、キャンプ用の薪ストーブは数千円と安価に入手できますので、こころの健康の為にも活用してみて下さい。
では、良い一日を!
薪ストーブ・プロショップ@千葉・茨城
http://www.slowstyle.ne.jp/
株式会社スロースタイル
私たちは薪ストーブで皆の時間をスローにします。