薪ストーブ、部屋の換気は必要?
千葉と茨城を主に、薪ストーブをきっかけに『スロー豊かな社会を』を展開している株式会社スロースタイル 浅野です。
薪ストーブ使用時の、部屋の換気についてです。
室内で燃焼させるので酸欠が心配
石油ストーブなどは2時間ごとに換気が必要ですので、同様に室内で燃焼する薪ストーブも酸素が心配ですよね。薪ストーブの場合は室内へは排出されずに、煙突から室外へ排出されますので換気は必要ありません。室外へ排出といっても、薪ストーブ内で煙も再燃焼させてから排出されますので、かなりクリーンになって排出されます。欧米の進んだ排ガス規制のおかげで、薪ストーブが高性能になったおかげです。
空気清浄効果
あまり言われませんが、部屋の空気を吸って燃焼させますので部屋の空気を洗浄する作用があります。単純な原理は思わぬ副作用があります。
薪ストーブに使用する酸素はどこから取り入るのか?
お家の中の酸素を取り入れる分けですが、室外から隙間より入ってきた空気を吸って燃焼します。人間が酸欠になる事はなく、吸気不足の時は人間へ影響が出る前に薪ストーブの火が消えてしまいます。
高気密住宅での薪ストーブ
最近では高気密住宅が増えてきました。
高気密にする事で吸気不足が生じて火が消えてしまったり、着火がスムーズでなかったりと云う現象が起きる事があります。その際は、室外から薪ストーブの背面へ配管を回して直接外気導入する事でスムーズな着火と燃焼ができます。
環境への影響
薪を燃焼させますので、二酸化炭素を排出します。環境への影響がある事は間違いありません。
一方で電気はエコかと云うと、電気は発電する際に輸入した化石燃料を燃やして作っています。そして、その化石燃料は船ではるばる日本へ燃料を燃やして輸送されてきます。薪は、自身が空気中から吸収していた二酸化炭素しか排出しませんから、この原理を考えると薪の燃料としての使用は環境に優しいと言えます。自然の物は無駄なものはないのですね。
では、良い1日を!
masa
薪ストーブ・プロショップ@千葉・茨城
http://www.slowstyle.ne.jp/
株式会社スロースタイル
私たちは薪ストーブで皆の時間をスローにします。