薪ストーブ 鋳物製と鋼板製の違いは?

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千葉と茨城で、薪ストーブをきっかけに『スロー豊かな社会を』を展開している株式会社スロースタイル 浅野です。

薪ストーブを選ぶ際に、鋳物製と鋼板製のストーブで迷われる場合があるかと思います。

 

鋳物製と鋼板製の違いは?

鋳物製のストーブは、暖まりに少々時間がかかるが蓄熱性があり冷めにくい。
鋼板製のストーブは、暖まりが割りと早いが蓄熱性に少々かける。
このような違いがあります。ところで、鋳物と鋼鈑ってそもそも何?と思いますよね。普段あまり馴染みのない言葉ですよね。

 

鋳物とは

加熱した金属を型に流し込み、固めて作成した製品です。
金属板を曲げる切るなどした加工製品以外の金属製品の多くがこの技法によって作られてます。人類が金属の使用を始めた頃、遠い昔から使われています。

表面に模様を付ける事や、複雑な形状のもの作る事ができます。一方仕上がった製品に歪みが生じ易いなど、製造技術がとても難しい製品です。面白い事に、型の材料は砂が主要な材料となります。砂に樹脂など固める粘結剤などを混ぜて型にします。再利用ができる、金属が固まる時にガスを放出するので砂なので隙間から放出性に富んでいる、などの理由です。
さすがに大量生産品の型の材料は金属製が使用させています。
今では世界一となったトヨタ自動車も最初のエンジンは、砂に粘結剤を混ぜた型を使用して作っていたそうです。アメリカかど自動車先進国を視察して、何度も何度も失敗しながら技術を高めていったとの事です。

こうしたヒストリーからも選択基準のひとつにするもの面白いですね。

 

鋼板とは

熱した金属を圧縮して板を作り、その板を切った伸ばしたりして作った金属板です。
その金属板を曲げたり、溶接したりして薪ストーブにします。用途によって材質や、加工方法、表面加工を変えて、自動車のボディーなど様々な製品が作られます。薪ストーブにする鋼鈑は、熱に強くするために、厚手の鋼板を利用しています。表面に模様を付けたりできませんが、鋳物に比べて熱に強い性質があるので、歪みが出にくい特徴があります。

 

では、どっちがいいの?

鋳物製の薪ストーブは暖まりに少々時間がかかるが蓄熱性があり冷めにくい。また、鋼板製の薪ストーブは暖まりが割りと早いが蓄熱性に少々かける。と言いますが、使用した感じでは大きな差は感じられないと思います。それよりは、好みのデザインや、クッキングが得意なストーブや、メンテナンスし易さ、などライフスタイルに合わせた選択が良いかと思います。

 

鋳物製の薪ストーブはこちら
バーモント・キャスティング ドブレ アンヴィクタ ヨツール

鋼板製の薪ストーブはこちら
モキ ピキャン スキャン

 

 

では、良い一日を!
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株式会社スロースタイル

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