イヌイットに学ぶ持続可能な生活環境
千葉県、茨城県で、薪ストーブをきっかけに『スローで豊かな社会を』を展開している
株式会社スロースタイルです。
イヌイットに学ぶ持続可能な生活環境。
めったにテレビを見ないのだが、またある番組を見て驚かされた。
最近テレビを見る様になってしまったのかな。
テレビを避けていた訳ではないです。
それで、イヌイットの生活
そこには、環境にやさしい持続可能な生活のヒントがあった。
彼らの食料はアザラシ、大物ではイッカクと言う水中を泳ぐ一角を持った大きなアザラシのような生き物。
めったに取れないイッカクの漁に、私たちが見習うべき光景があった。
カヌーでそっと音を立てずに、岸に近づいた一角の群れへそっと寄って行く、そしてモリで付いて捕獲。
とても原始的な漁だ。彼らはボートも持っているので、ボートを使えば大量に採れることを知っているが、
あえてそうはしない。
何故か?
大量に捕まえて、売ればお金になるし、贅沢ができる。
便利な道具を持っているのに、使わない。
裕福な暮らしをしているわけでないのに、あえてしない。
ボートを使えば大量に取れるだろうが、生体数のバランスを崩すし、イッカクの群れはボートの音を覚えて、
岸に近寄らなくなる。それは、先々にイヌイットの生活を脅かす結果になるであろうと、昔から伝わっているからだ。
自然環境とバランスのとれた生活。
自分が食べる分しか獲らない。
これが、長い間イッカクの漁を可能にしてきた。
一方どうだろう、現代の人々、企業は、より多くの物を、より多くのシェア獲得を目指して日々活動している。
十分すぎて捨ててしまうほど食べ物があるのに。
これでは、自然環境は耐えられない。魚や動物の量だって減少する。
人間の欲がみな壊してしてしまっているのだ。
とても考えさせられる番組だった。
たまにはテレビも悪くない。
では、良い一日を!
masa
薪ストーブ・プロショップ@千葉・茨城
株式会社スロースタイル
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