煙突工事(屋根貫通部の雨対策)

 

千葉県、茨城県で、薪ストーブをきっかけに『スローで豊かな社会を』を展開している千葉県香取市の株式会社スロースタイル 浅野です。

 

台風の到来とともに暑さが和らいできますね。
ストーブ・シーズンへ向けて雲の合間に青空が見える時に煙突工事を行いましたのでご紹介。

 

煙突設置は、最初の1本目が大事

貫通部から煙突設置を開始して、トップまで設置、そして室内煙突設置、最後に薪ストーブ設置をするのです。今回は貫通部のみ設置で、大工さんの工事の進み具合に合わせて、トップと室室内煙突へと進んでいくんです。それえ、最初の貫通部に設置する煙突の角度がとても大事。水平器で角度を正確に調整して設置します。1本目がチョットでもズレてしまうと、数メートル下になるストーブ付近では大きなズレになってしまうのです。


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気になる雨対策

自然の力は想定をはるかに超えるものですので、どうやっても雨入らないでしょ、と言う仕組みにしておくのです。
屋根の仕上げ材の下に、フラッシング(円すい状のベース)、その下に結露防止板、更にその下に防水ルーフィングシートと3つ保険をかけた仕組みにします。一番表面の屋根材で雨が防げる訳ですが、万が一侵入した場合はその下で、更にそこを超えて侵入してしまったらその下でと4層構造で、どうやっても雨入らないでしょ、と言う仕組みで施工します。


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因みに雨対策だけでなく、へ~ な施工をします

外から見るとシンプルに見えますけど、実は内部は考え抜かれた構造と、考え抜かれた施工方法で設置されているんですよ。
雨対策と同時に湿気対策も行います。フラッシング(円すい状のベース部材)の中に湿気がこもる事を想定して、上についている傘の様な部材との間から湿気を逃がす仕組みになっています。雨を防ぎつつ、不要な湿気は逃がす仕組みです。更に、内部は外気温度を遮断して室内の温度を一定に保つ様に施工して行きます。

こちらのお家は年内に仕上がる予定ですので、今年の冬は薪ストーブであったかい冬を過ごされるのかと思います。
お客様、楽しみにしていて下さいね。

 

では、良い一日を!
浅野正則

薪ストーブ・プロショップ@千葉・茨城  (株式会社スロースタイル)
0478-56-0199 10:00~19:00 / 090-6168-1464 いつでもどうぞ

 

 

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