薪ストーブとピケティの『21世紀の資本』。本当にそうかな?

ピケティ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県、茨城県で、薪ストーブをきっかけに『スローで豊かな社会を』を展開している千葉県香取市の株式会社スロースタイル 浅野です。

 

改めて私の中で「読書」がブームになってます。「多読」に挑戦中です。どうも300冊を超えたあたりから脳に変化が生じる様です。と言う事で、挑戦中です。
で、気になったのが『ピケティーの21世紀の資本』。話題になっている本ですね。それで、その内容について、本当にそうかな? スローライフを楽しんでいる人から見ると、それは基準がちょっと違うな?と思ったので整理してみました。

 

何の基準が違うって?

所得格差が世界的に広がっていて、是正の為に累進課税をもっと進めるべきだという内容と理解したのですが、えっそうすべきかな?なのです。
所得額の大きさで幸福度をメジャーしての主張なのですが、所得額の大きさと幸福度は比例しないと言う視点が忘れられている感じたのです。

 

『ピケティの21世紀の資本』って?

で、内容詳細なのですが、グローバル化が進み、数十年後には先進国と途上国との格差は大分縮まり、一方で各国での富豪層と貧困層の格差が更に進んで、その原因は資本収益率(r)>経済成長率(g)にある。つまり、経済成長のスピードよりも金融資産や不動産が生みだすお金のスピードの方が早い。この所得格差を是正するためには所得に応じて税率を変える累進課税をもっと進めるべき、という内容です。r>gの公式を使う所が学者っぽいですね。

 

『ピケティの21世紀の資本』の何がスゴイって?

私は別に批判はしてないです。スゴイと思います。何がスゴイって、上記の将来見通しを超長期的データを用いて説明しているので、そのグラフを見れば誰でも将来予測が明確に分かる点です。グローバル化が進む、格差が広がっていると言われる内容を可視化した事です。所得に応じて税率を変える累進課税ですが、過去に日本で最高で90%を超える累進課税率が存在していた様で驚きです。やる気なくして、経済成長が止まっちゃうんじゃないと思う数値ですよね。

 

お金の量で幸福度は測れないと思うよ

で、今後多くの国の所得が平均化に向かうのであれば、殆どの人が食べ物を確保できる状態かと思うので、金銭的なものよりも心の豊かさも考慮した仕組み作りが良いかと思うのです、単に富豪層から沢山税金を頂こうではなくて。ピケティは、あくまでも所得のについてを述べていると言われればそれまでですが。

薪ストーブや、家庭菜園などでスローな生活を意識している人は、所得額の大きさと幸福度は比例しない思っていると思うのです。

先日、翻訳家の方で、家庭菜園に力をいれている方と知り合いになりました。食糧自給を目指している様です。もちろん薪ストーブを活用されてます。そこでコーヒーをご馳走になったのですが、生の豆を煎るところから始めてやっと1杯のコーヒーになりました。とても美味しかったです。手間を楽しんでおられる様子、身の回りの事をゆったりとされている様子は、とても心地良く感じました。

いずれにしても、ピケティ面白かったです。


では、良い一日を!
浅野正則

 

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