おっ驚きの無農薬野菜の栽培方法と味(薪ストーブとスローな充実の日々

千葉県、茨城県で、薪ストーブをきっかけに『スローで豊かな社会を』を展開している千葉県香取市の株式会社スロースタイル 浅野です。

 

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(化学肥料、除草剤を使わず、草と虫と共存する畑)

 

肥料や除草剤を使わず、草と虫と共存して手間かけないで、安全で美味しい野菜やお米が作れるって知ってます?

そして、美味しい野菜の味って分かります?
先日、煙突掃除に行った時に、お客様が「化学肥料を使った野菜と家庭菜園のは全く違う」と言っていて驚きました。

千葉から福島まで5時間かけて煙突掃除に行ってきました。運転の時間は貴重なひとり会議の時間なので音楽などかけずにアイデア出しします。すごくイイですよ、やってみて下さい。脳がバンバン働きます。あっ、アイデア色々浮かんでくるのですが忘れてしまうのでメモ帳かスマホのメモ機能活用ください。せっかくのアイデア飛んじゃいますよ。

 

無農薬野菜ってどんな味? お米はどんな味?

家庭菜園で化学肥料を使用しないで栽培した野菜はとても甘いというのです。
そして、ご飯は炊き上がった時の香り全く違うと言ってました。私は鈍感なので違いが良く分からないのですが。。皆さんそんなに感動しているんですね。

以前、キャベツ農家をしているお客様(アンコールを愛用してます)が言っていたのですが、ペットの犬も味が分かるそうです。キャベツは1年に2回栽培出来るとの事で、虫が活動しない季節に栽培する時は防虫剤がいらないのですが、もう1回の栽培時にはどうしても少し防虫剤を使用しなくてはならないそうです。キャベツをペットの犬の餌にもしているそうなのですが(犬って野菜食べるんですね。驚き)、防虫剤を使った方のキャベツは食べないそうです。この話も驚きました。私も敏感にならなくてはですね。美味しい物食べても他の人より感動が少ないって事ですよね、これww。

 

驚きのき栽培方法

それで、煙突掃除の時のお客様が、ある本を持ってきました。
”究極の田んぼ(岩澤信夫さん)”

「すごい栽培方法の本を読んでいるの。この本知っている?」:お客様
「あっ知ってます。読みました。すごいですよね。で2冊買いました」:わたし
「えっ何で2冊?」:お客様
「持っているの忘れて本屋で見つけて、内容を見ないで買ったら読んだ本でしたw」:わたし
「この農法なら女のわたしでも出来ると思って」:お客様

”究極の田んぼ”。不耕起栽培”についての本です。
/// 不耕起栽培 ///

不耕起栽培(ふこうきさいばい)とは、農地を耕さないで作物を栽培する、作物の栽培方法の一つ。この農法は、耕さないことがきっかけとなって、田んぼ・畑の生態環境がよみがえり、それらの生物による作用で土壌の肥沃化がもたらされるものである。環境保全の発想で組み立てられたものであり、化学肥料や除草剤・殺虫剤等の農薬を全く使わない生物との共生環境を利用した循環型の農法。(ウィキペディアより)

 

この農法、耕運機(トラクター)がいらない、肥料がいらない、そして冬の間は水を入れておくので草が出てこないので手間が少ない、自然の力を活用するので美味しくて安全なお米が出来るのです。そして、作り手にとって栽培費用を大きく抑えられるメリットもあるんです。お米作りって、農業機械(兼業農家レベルで総額1000万円超えます)と肥料など資材の購入に大きな支出しますので、この農法が一般的になると農家離れがくいとめられる可能性があり、また日本の食糧自給率アップにつながる可能性あります。と言うとても驚きの農法なんです。

実はお米だけでなく、野菜でも取組みを始めている所があります。耕さない、草を取らないので、草むらの中から野菜が生えてくるイメージでしょうか。一番のポイントは、自然が本来持っている力、虫のはたらき、微生物のはたたき、草のはたらき、をちゃんと利用させてもらって、そこからの恵みを頂くと言う事なんですよね。

 

なぜ不耕起栽培が本格化しないのだろう

では、日本でどのくらい不耕起栽培がされているのか調べてみましたが、数値が出てこないくらい稀の様です。
わたしの地域で確認してみましたら、冬季は田んぼへ水を入れる地域のポンプが動かないので、田んぼの水位の維持ができない為に可能とならない様です。不耕起栽培で誰が得して誰が損をするんだろうと考えてみました。消費者は得をします。生産者も得をします。損をするのはと考えると、後ろで大きな力が存在してそうで残念です。

アメリカの種の話を思い出しました。
収穫した作物からの種を使っても同じ作物が取れないって知ってました?ですので、農家さんは栽培用の種を毎年購入する必要があるんです。結構な費用との事です。色も形もそろった作物が収穫できるので販売に有利との事なのですが、品種改良(と言うと聞こえイイですが)しないと出来ない訳です。踏み込んではいけない領域の様な気がします。そもそも生き物は個性があっていいはずなので。で、誰が得するのでしょうか。実は日本でも「F1種」と言って一般的になってます。家庭菜園オススメです。

 

さて、福島の薪ストーブのお客様、冬季は給水ポンプが動かないかもとの話をしましたが、何とか別の方法を探してでも不耕起栽培で自分で食べる安全で美味しいお米を作りたいと言ってました。農業については民間が入りずらい分野ですのでなかなか発展しないですが、面白い研究をされている方が結構いて、今まで正しいと思っていた事が、実は利にかなっていないと気付かされる事が良くあります。農業、面白いですよ。”奇跡のリンゴ(木村秋則さん)”もそうですよね。本と映画で2度涙しました。

農業の情報共有のわ広めていきますよ、豊かでスローのために。

 

では、良い一日を!

 
薪ストーブ・プロショップ@千葉・茨城(株式会社スロースタイル)
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