ゴミで走るデロリアンが現実に!明るい日本のゴミ事情

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千葉県、茨城県で、薪ストーブをきっかけに『スローで豊かな社会を』を展開している千葉県香取市の株式会社スロースタイル 浅野です。

 

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の名物自動車のデロリアンが現実になった様です。
ゴミを燃料にして走るとの事で、お台場でお披露目がありました。

 

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

1985年にシリーズ1作目が出たアメリカ映画なんですが、おっと30年近く経ってますね。

高校生主人公と科学者が、タイムマシンに改造した自動車デロリアンで未来・過去を行き来する映画で、大ヒットしたシリーズ物です。当時、私の高校の芸術の先生が、良く出来た映画として授業で取り上げる程でした。今見ても面白いです。

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こんな原理でゴミを燃料にする

さて、どうやって自動車を走らせるかですが、回収した古着に含まれるコットンからエタノールを作り燃料にしています。それでデロリアンを動かしている訳です。日本環境設計の開発した技術のお披露目イベントでの内容です。衣類の約50%はコットン。それを下記の順序で燃料を作ります。

 

1)コットンをブドウ糖に分解
2)ブドウ糖を酵母で発酵させてエタノールへ
3)古着に含まれているコットン以外の材料は、炭化水素油、コークス、コークスガスになり、こちらも再利用可能に

エタノールはセルロースが沢山含まれている物質から作れるが、誰もコットンの99%がセルロースと言う事に誰も気づいてなかった様で、そこに注目したのが日本環境設計だったんですね。 
現在日本では毎年200万トンの衣類やカーペットがゴミとして出てきます。15%が自動車部品として再利用され、85%は焼却処分されています。ですので、この仕組みが普及すればゴミが燃料になると言う事なのです。映画の様にゴミをデロリアンに直接入れる訳ではないですが、工場で古着からエタノールを作り、それを使用してデロリアンを走らせた様です。

 

気付きも凄いけど、技術はもっと凄い

家電勢品も燃料に変えています。順序はこちら。

 

1)焼却して熱分解。
2)プラスティック成分の含まれたガスが出るので、それを冷却し再生油へ
3)焼却しきれなかった金属は精錬して各種金属へになり再利用

なんだ普通ー。
ではないんです。何が凄いかと言いますと、今までは回収した家電製品などは材質ごとに分別してから再利用をしていた訳ですが、この日本環境設計は、原子、炭素レベルに戻す技術を開発しました。なので、回収した電気製品など分別せずにそのままリサイクル機へ入ると原料になって出てくる、と言う事です。電池などもです。凄いですよね。ドラえもんもポケットから出てくる道具くらい凄いですよね。

と云う事で、このプロジェクト参加企業の店頭へ持ち込んだ衣料品が回収されてリサイクルされています。

 

映画の世界が現実になる技術の進歩

子供の頃には、電話を持って歩く時代が来るとは思ってもみませんでした。アニメや映画に出てきた事はだんだん現実になるんですね。

銀河鉄道で他の惑星へ旅行。
どこでもドアで自由自在に旅行。

こんな日が来るんでしょうか。

そうだ、バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3に出てくる、空飛ぶスケボーはトヨタ自動車が開発しましたね。

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そして、空飛ぶ自動車はアメリカのベンチャーが実現した様ですね。
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新しい技術は私たちの生活を豊かにしてくれます。心の豊かさは手間を楽しむ事にあると思っているので、時代と逆行する感じですが私は手間も楽しんでますけどね。

では、良い一日を!

 

 

薪ストーブ・プロショップ@千葉・茨城
http://www.slowstyle.ne.jp/

株式会社スロースタイル
私たちは薪ストーブで皆の時間をスローにします。
☎0478-56-0199 / 090-6168-1464  10:00~19:00

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